休眠口座のお金が銀行の利益になっているって知ってた?

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休眠預金(休眠口座の預金)が銀行の利益になっているという、意外な事実を紹介します。

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休眠口座とは?

休眠預金とは、10年以上お金の出し入れのない口座の事です。
銀行などの金融機関は、口座残高が1万円以上ある預金者に通知を送り、通知が届かず戻ってくるなどなれば休眠預金になります。
また、口座残高が1万円未満の場合は、自動的に休眠扱いになります。

普通預金や定期預金など、通常の口座が対象で、外貨預金などは対象外になります。

休眠口座の処理方法

金融機関は、休眠口座の残高を「雑益」として収益計上します。
つまり、その会計年度に発生した休眠口座の残高は、銀行の利益に計上されるという事です。

ただし、10年経過後に払い戻し請求があれば、それまでの預金期間に応じた利息をつけて払い戻しを行います。
その際、金融機関は「雑損」として処理するのが一般的との事です。

休眠口座の事は知っていましたが、銀行の利益に計上されているのは知りませんでした。
ただ、払い戻し請求が発生する可能性があるため、金融機関は休眠口座の残高を引当金として計上しており、その金額は2017年3月時点で約950億円にも上るそうです。

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