ベンジャミン・フランクリンの13徳目

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『ベンジャミン・フランクリンの13徳目』について紹介します。

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ベンジャミン・フランクリンとは?

ベンジャミン・フランクリンはアメリカ独立戦争時代の政治家・発明家・事業家です。

若い頃の彼は喧嘩っ早く、誰にでも議論を吹っかけるので周りから嫌われていました。
そこで彼は自分自身をコントロールするために上記の「十三の徳目」を自ら設定し、自分自身のコントロールに乗り出しました。

まず1週目に「節制」について一日中気を配り、その日の終わりに出来なかった回数を手帳に記載しました。
そうして1週間が終わると翌週は「沈黙」について気を配りました。

13週間経過して一通り終わると、次の週は第一の項目「節制」に戻り、彼はこれを50年間に渡って続けました。

この訓練をしていくうちに周囲の彼に対する目も変わり、彼は最終的に、アメリカの独立宣言の草案を作成することになるほど、影響力のある政治家となることができました。

13の徳目

1.節制
飽く程、食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。

2.沈黙
自他に益なき事を語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。

3.規律
物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。

4.決断
なすべき事をなさんと決心すべし。決心したる事は必ず実行すべし。

5.勤勉
時間を浪費するなかれ。つねに何かある事にしたがうべし。無用の行いはすべて断つべし。

6.節約
自他に益なき事に金銭を費やすなかれ。すなわち浪費するなかれ。

7.誠実
いつわりを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出す事もまたしかるべし。

8.正義
他人の利益を傷つけ、あるいは与えうべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。

9.中庸
極端を避けるべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも激怒を慎むべし。

10.清潔
身体・衣服・住居に不潔を許すべからず。

11.平静
小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失う事なかれ。

12.純潔
性交はもっぱら健康ないし、子孫の為にのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身を弱め、また自他の平安ないし信用を傷つけるがごとき事あるべからず。

13.謙譲
イエス及びソクラテスに見習うべし。

まとめ

「このように、自分が大切だと思うものを実践していくことによって、私の人生は完璧とは言わないまでも満足の行くものだった」と、彼は自分自身の人生について述べています。

彼の偉業は今でも多く語り継がれ、アメリカの最高紙幣である100ドル札の絵柄として今でも多くの人に親しまれています。
ちなみに嵐の夜に凧を揚げる実験を行って雷が電気の一種であることを証明し、避雷針を発明した発明家としても有名です。

才能は努力して伸ばすことができるという、いいお手本ですね。

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