起業家に必要な5つの能力

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新しいビジネスを立ち上げる起業家には様々な能力が求められますが、その中でも起業家として必要な5つの能力を紹介します。

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1)ビジネスアイデア

このビジネスアイデアが一番重要で、これがないと成功するビジネスにはなりません。

ただ、非常にすぐれたビジネスアイデアである必要はなく、

なぜお客さんは自分の商品・サービスを購入する必要があるのか?

という質問に答える事ができれば問題ありません。

つまり、同業他社と何で差別化するのか?ということです。

例えばユニクロは「高品質の商品を、安い価格で提供する」ことで急成長しましたし、マクドナルドは「どの店舗で食べても同じ品質のハンバーガーを、スピーディーかつ低価格で提供する」ことで世界中に店舗を構えるくらいに成長しました。

2)行動力

起業家に必要な5つの能力の2つ目は「行動力」です。

これがないと物事は前に進みませんし、どんな優れたビジネスアイデアも絵に描いた餅になります。

私の好きなビジネス書で「仕事は楽しいかね?」という本があるのですが、その中の登場人物のマックスが言うセリフに、

「試してみることに失敗はない」

という言葉があります。

何事もやってみると結果が伴い、その結果は実行しなければ得られなかったものです。

その結果を得られただけでも十分に価値があり、その結果を得るまでの経験を元に次の試みにチャレンジする事で成功することが出来るようになります。

「試してみることに失敗はない」「一番の失敗はやらないで終わること」という言葉の通り、思いついたアイデアなどはドンドン実行していきましょう。

3)熱意

起業家に必要な5つの能力の3つ目は「熱意」です。

「起業家とは会社で40時間働くのを避けるために、喜んで80時間働く人種のことだ」という言葉もあるように、自分の仕事に対して寝食を忘れて集中するくらいの熱意が必要です。

マイクロソフト創業者のビル・ゲイツも、中学生の頃に学校でパソコンと出会って魅了され、数日間眠らずにプログラミングをひたすら続けたという逸話も残っています。

発明王のトーマス・エジソン氏は年間約6,500時間(1日18時間×365日)を研究・開発に費やしていたそうですし、自動車のホンダの創業者である本田宗一郎氏も年間約5,500時間(1日15時間×365日)も仕事をしていたそうです。

このように「熱中する力」は、起業家にとって必要不可欠な能力になっています。

4)環境に適応する力

起業家に必要な5つの能力の4つ目は「環境に適応する力」です。

「環境に適応する力」と聞くとダーウィンの「進化論」を連想しますが、起業家に必要な適応能力は「変化する力」と言い換える事が出来ます。

取り巻く経営環境は刻一刻と変化していて、その変化のスピードは以前よりも早くなってきています。

成功する起業家は、時代の変化に適応するために、その時その時に合わせて最適な体制に変化します。

そのためにも朝令暮改になることもしばしばです。

例えば、ソフトバンクの孫社長が良い例です。
孫社長は柔軟に方針変更することで有名で、

「一貫性にこだわって間違った方向に進み続けるよりも、きっぱりとスタート地点に戻って出直したほうが良い」

という趣旨の発言をしています。

5)継続力

起業家に必要な5つの能力の4つ目は「継続力」です。

これは「諦めずにやりぬく力」とも言い換えれます。

どんな成功している企業も、長い歴史の中で必ず1回以上は苦境に立たされており、その時に諦めずに続けたからこそ、今の成功があります。

ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者カーネル・サンダース氏は、自分で発明したフライドチキンの製法(レシピ)を販売することを思いつき、色々な店舗を回ってアピールしますが、どの店も買ってくれませんでした。

しかしそれでも諦めずに売り込みを続けた結果、1,001店舗目のオーナーが初めて購入してくれて、そこからKFCの拡大が始まりました。

そして現在では、世界各地に店舗展開しています。

やり抜くためのコツ

何事も継続するには「自律(自分をコントロール)」することが必要ですが、それにはコツがあります。

例えば月間の売上目標を達成させるためには、自分の意志だけではコントロール出来ない「売上」を目標に置くのではなく、その要因となる指標を「行動目標」と設定し、それを「行動予定」に落としこむのが効果的です。

例えば月に10件の契約目標があって、1件の受注を獲得するために平均10件の見込み客と合う必要があるのであれば、行動目標を「100人の見込み客と会う」とします。

さらに「100人の見込み客と会う」ために、1,000人へのアプローチが必要であれば、1ヶ月で1,000人にアプローチするための「行動予定」に落とし込みます。

このように、コントロール出来ない「結果」にフォーカスするのではなく、「行動予定」という「過程」にフォーカスすることで物事をやり抜く事が出来るようになります。

まとめ

この起業家に必要な5つの能力の中に、一般的に必要と言われている「ビジネススキル」が入っていません。

もちろん「優れたビジネススキル」はあった方が良いのですが、他のビジネスアイデアや行動力、熱意などの方が重要ですので、この5つの中には入れませんでした。

また、「ビジネススキル」以外にも「簿記・会計の知識」はあったほうが便利です。

起業するのであれば、少なくとも簿記2級レベルの知識があった方が良いと思います。(私も持っています)

簿記2級は、自分で決算書が作れるレベルだそうで、指標としては100時間ほどの勉強で合格できるレベルです。

簿記・会計は経営者の共通言語とも言えるもので、他の経営者との話や税理士さんとの話のなどにも必要なので起業するまでに時間がある場合は、勉強しておくことをオススメします。

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