主にお金を増やす方法は5つあります。
まず1つ目は「収入を増やす」です。
そして2つ目は「支出を減らす」、
3つ目は「資産を運用する」、
4つ目は「相続する」、
そして最後の5つ目は「宝くじに当たる」です。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
1)収入を増やす
「稼ぎに追いつく貧乏なし」という、ことわざがあるように、収入を増やせば増やすほど、お金が増えやすくなります。
その収入を増やす方法ですが、まず収入は、大きく分けて2つに分けることができます。
一つは「労働」による収入で、もう一つは「権利・仕組み」による収入です。
1つ目の「労働」による収入を増加させるには、下記の方法などがあります。
・労働時間を増やす
・社内で昇進する
・より高い給料をもらえる会社に転職する
・副業を持つ
そして2つ目の「権利・仕組み」による収入は、特許や著作権などの権利からの収入や、アフィリエイトサイトなど自動的に収入が発生する仕組みからの収入になります。
大切なことは、収入の安定・不安定が、自分以外の誰かによって決められる項目よりも、他の項目で収入を増加させる事に注力する必要がある点です。
例えば社内昇進や転職は、一時的には給料が上がるかもしれませんが、その判断をするのが上司になるため、その上司とのそりが合わなくなった場合などは、逆に給料が下がるリスクが高まります。
そのため、本業以外での収入を増やす事(=副業)が、人生全体の安定感を高めることになります。
2)支出を減らす
「支出を減らす=節約」に一番重要になってくるのは「知識」です。
世の中には節約する方法が色々とありますが、その方法を知らないために、損をしているケースが多数ありますので、無駄なコストを払わなくてもよいように、日ごろから情報収集を行いましょう。
3)資産を運用する
世界でトップクラスの大富豪であるウォーレン・バフェットさんなどになると、この資産運用だけで数兆円の資産を築きました。
資産は、それまでに蓄えたお金+収入―支出の全体で、運用はそのうちの一部に対して行います。
この運用割合は年齢とともに変わっていくと言われていて、100から自分の年齢を引いた数字が、運用に回してよい資産の割合だといわれています。
例えば年齢が30歳で、資産が500万円の場合、
100-30(歳)=70(%)
になります。
ですので、資産の最大70%を運用に回してよいとの事なので、
500(万円)×70(%)=350万円
となります。
以上がお金を増やすための基本的な方法です。
次からの2つは突発的に発生するもので、会計で例えると「特別利益」に当たるものです。
4)相続する
これはコントロールすることはできませんが、家族や親戚の逝去などにより臨時的に収入が入ることがあります。
家族間でトラブルが発生し、親子・兄弟間の仲が険悪になったり、暴力沙汰になったりすることも多くあります。
「相続」が「争続」と呼ばれる所以です。
ただ大半のケースでは、受け取れる額に対して費用や問題が大きくなりすぎる傾向があり、トラブルになった割に「割が合わない」状況になることが多いようです。
ちなみに「遺産相続でトラブル」と聞くと、大金持ちの話だと思っていると思いますが、訴訟にまで発展した相続争いの半分以上は、相続金額が1,000万円以下だそうです。
逆に大金持ちの場合は、事前に遺言状を作成していたり、婚前契約などを取り交わしていることが多いことから、思ったよりもトラブルに発展するケースは少なくなっています。
5)宝くじに当たる
これはパチンコや競馬などのギャンブルでの収入も含まれます。
これらは確実に入ってくるものではありませんし、安定的な収入にすることも難しいので、「入ればラッキー」程度で考えていればよいと思います。
これらがお金を増やす5つの方法です。
最後の2つは「運」によるところが大きいので、自分でコントロールの出来る「収入を増やす」「支出を減らす」「運用する」をうまく行うことがお金を増やす一番の近道で王道になります。