アルガドの箴言(しんげん)その1~「バビロンの大富豪」より~

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書籍「バビロンの大富豪」に出てくる大金持ちのアルカドの言葉(格言)には、お金持ちになるためのヒントが多く隠されています。

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金の流れこそ財産

お金を多く稼ぐ職業と言われて、一番最初に思い浮かぶのは「お医者さん」ではないでしょうか?

しかし以前公表されていた、税金支払い額上位を公表ししていた「長者番付」の上位にお医者さんはいません。

個人のスキルだけで収入を得ていても、お金を大きく稼ぐことはできません。

大きくお金を稼ぐためには、お金の流れをしっかりと掴む必要があります。

ここで言っているお金の流れとは、仕組みやレバレッジの事で、たとえば「会社」というお金を稼ぐ仕組みを持っているビジネスオーナーや、「出版」というレバレッジを持っている作家、CD・TVというレバレッジを持っているミュージシャン・芸能人などが、大きく稼いでお金持ちに近づける切符を持っている事になります。

自分で稼いだものではないお金を浴びせかけてもらったような者は、ほとんど例外なくあとで破滅に追いやられる

日本のことわざで「悪銭身につかず」と言われているのと同じですね。

海外の「ロト」などの宝くじは10億円以上の高額当選者が出る事で有名ですが、当選者の半数近くがわずか数年で自己破産するそうです。

自分の許容範囲以上のお金を手に入れるのは、ある意味不幸なことでもありますね。

投資の第一の原則は、まず元本を確保すること

どれだけ利率の良い投資であっても、まずは元本が保証されていないと意味がありません。

私も以前は、利率の良さから「安愚楽牧場(あぐらぼくじょう)」に投資することを検討していましたが、投資したいという気持ちと、悪い評判もある投資先(=完全に信用出来ない投資先)である事で、投資するかどうかの判断すること自体にストレスを感じたため、投資するのをやめたら、わずか数ヶ月後に民事再生法を申請しました。

投資を検討するにあたっては、最優先事項は元本を確保することが重要だと感じたエピソードです。(株式投資では元本保証は難しいですが、資産状況などから、安全な投資先を見つけることは可能だと考えています)

より慎重な選択こそが、大きな後悔から身を救う

上の格言に似ていますが、上の例が投資を行う際の前提条件であるのに対して、この格言は判断の重要性について述べられています。

日常生活でも数多くの判断を行う必要がありますが、その場のノリや流れに任せて、気の進まない方向の判断を行うと、必ず後で後悔しますので、周りの環境などにより自分の意図する方向と違う判断を行う可能性のある場合は、その場ですぐに決断せずに、慎重に考えて判断することが重要になってきます。

各々がこれまでただ漫然と過ごしてきただけの時間があれば、十分裕福になれた

ノーベル賞を受賞した天才物理学者のアインシュタイン博士は、
人類最大の発明は『複利(ふくり)』だ。(The most powerful force in the universe is compound interest.)
と言ったそうです。

複利の力は非常に大きく、たとえ小さな元手でも、時間が経つにつれて雪だるまのようにドンドン大きくなります。

例えば20歳から毎日1,000円ずつ貯めた場合、1ヶ月で30,000円、1年で360,000円貯まります。

それを定年退職を60歳と仮定して、40年間貯めた場合、1,440万円にもなります。

この時点で、駅からちょっと遠い中古マンション位は買えそうですね・・・。

そして、このお金を毎年10%の利回りで運営できた場合、40年後には、元金が1,440万円に対して、1億7,000万円にも膨れ上がります。

仮に複利ではなく、毎年元本に対して金利が発生する「単利(たんり)」方式の場合、毎年1割ずつ金利がつくので、10年で元金が倍になります。

なので、40年間運用した場合、総投資金額1,440万円に対して4倍の5,760万円にもなります(実際にはもっと細かい計算になるので、この金額とピッタリ一致しませんが、参考としてこの計算方法を使用しています)

この単利方式と複利方式を比較すると、同じ金額、同じ期間、同じ利率で運用したにも関わらず、結果には3倍以上の差になっています。

この複利の力を最大限に発揮するために、一番重要な要素が『時間』です。

ただ漠然と過ごすのではなく、若い頃から貯蓄に励み、貯まった資金を賢く運用し、それを複利の力でさらに大きくする。

そのためには、できるだけ早い段階から貯蓄を始め、時間を見方に付けることが重要になります。

余談

ちなみに全然「バビロンの大富豪」に関係ない話ですが、この賢者アルカドのスペルは「Arkad」と書きます。(原書にこのスペルで書かれていました)

「アルカド」と聞くと、JR東日本が運営しているショッピングセンター「アルカード」を連想する人も多いのではないでしょうか?
私がそうでした。
以前、最寄り駅に「アルカード」が入っていたので・・・。

この「アルカード(Alucard)」ですが、ブラム・ストーカーの書いた『吸血鬼ドラキュラ』の主人公ドラキュラ伯爵(Dracula)の綴りを逆にしたものが語源で、「ドラキュラの偽名」「ドラキュラの部下の名前」などと言われています。

全然関係ない余談でした・・・。