お金を自分のために働かせるには、リスクを受ける覚悟が必要

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いろいろな本に書かれていますが、お金持ちになるには、一流の野球選手や売れっ子芸能人、上場企業の社長などの年収1億円以上の人を除けば、『お金を自分のために働かせること』が絶対に必要になります。

しかし、お金を自分のために働かせるには、リスクを取る必要があります。

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様々なリスクのケース

株式投資でも不動産投資でも同じですが、会社が倒産するリスクや、地震などで建物が倒壊するリスクがあります。
(もし地震保険に加入していても、地域全体で地震による損害の規模が大きく、保険会社が倒産してしまうため、資産価値の満額分の保険料が支払われることは、ほとんどありません。)

そのリスクを引き受けるからこそ、リターンとして、利益を受け取ることが出来ます。

このリスクを引き受けられない人は、銀行預金や個人国債の購入などで、年利0.1%程の超低金利で、安全に少しずつ増やすしかありません。

日本人は貯蓄が大好きで、アメリカなどの海外に比べて、貯蓄の割合が非常に高いのが特徴です。

そのため、サブプライムローンなどの世界的な株価暴落でも、資産を守ることが出来ました。(欧米と比較して)

株式投資などをしていないので、当然の結果ですが。。。

ただ、これからの確定している増税や、少子高齢化による税負担の増加などを考えると、平均レベルの生活を行なうためにも、ある程度の資産を築いておく必要があります。

最近では「老後資金2,000万円問題」などがありましたね。

そこで必要なのが、最初にも言った『自分のためにお金を働かせる=投資する』という事です。

ただ、お金を増やしたいが、お金が減るのは耐えられない、というのが大半の人の心情ではないでしょうか?

人は10万円を儲け損(そこ)なうのと、10万円を損することを比較すると、損した時のほうが儲け損なった時の2倍苦痛を感じるという実験結果もあります。

私も同じで、損をする事に耐えられないのですが、リスクを取らないと利益を手に入れないのも事実です。

そこで必要になってくるのが、『リスクを引き受ける覚悟』です。

リスクを取るどうかの差が、現状の結果の差になる

このリスクについての話で、私の好きな実話がありますので、紹介します。

ある若くして成功した実業家が、売り上げの低迷に苦しんでいる中小企業の社長を対象に講演会を行っていました。

大勢の観客を前に実業家は、いかに今日の成功を築いたのかを創業当時から順を追って話していました。

傍から見れば順風満帆に見えた実業家のビジネスが、無謀とも思えるチャレンジの連続によって獲得したものであるということを知り、参加していた人たちは驚きを隠せませんでした。

質疑応答コーナーで、ある参加者が実業家に向かってこう言いました。

「そんな無謀な賭けに出るなんて、とても正気とは思えない!私にはとてもじゃないが、そんなマネは出来ない!!」

すると実業家は静かに彼を見て答えました。

「その無謀と思われるリスクを取るかどうかの差が、あなたが私の講演を聴くためにお金を払って、私はそのお金をもらっている、という差になっているのでしょうね。」

この話を初めて聞いた時は、妙に納得してしまいました。

しかし、何でもリスクを取れば良いというものではなく、リスクを計算して自分の許容範囲内のリスクを取る必要があります。

よく「リスクをコントロールする」という言葉を聞きますが、本来、リスクはコントロールできない物であることが大半です。

そのため重要なことはリスクをコントロールしようとすることではなく、最悪の事態が発生した場合に、自分が許容できる範囲内に抑えておく、つまり「リスクをマネジメントしておく」事が重要なのです。

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