沢尻エリカさんの元ご主人、高城剛さんが以前に書いた『デジタル日本人』を最近読んだのですが、書いてあった内容がとても印象深かったので紹介します。
日本とアメリカの比較
日本に比べてアメリカの方が、エンターテインメントにかける可処分所得が圧倒的に多いというデータが出ており、ハリウッド映画と日本の邦画を比べると、その市場規模は1,000倍も違うそうです。
しかしエンターテインメントに限らなければ20代の若者の可処分所得は日本人の方が圧倒的に多いというデータもあります。
つまり日本人はソフトに対して多くのお金を支払っていないという事です。
では、その分は何に使われているか?
女性のお金の使い方
日本人の20代女性は「ファッション・ブランド品」「飲食・旅行・コスメ」に多くのお金を消費しています。
つまりアメリカ人が映画や本を買っているお金で、ブランド品を買っていることになります。
男性のお金の使い方
日本人の20代男性の1位は「パチンコ」だそうです。
アメリカではラスベガス以外に公営カジノが無いそうなのですが、日本ではパチンコ屋が無い街を探すのが難しい位、駅前の至る所にパチンコ屋が営業しています。
そして一番印象深かったのが、日本人男性のお金の使い先の第2位が「風俗産業」であることです。
その金額は、何と!アメリカの100倍以上にもなるそうです。
パチンコ・風俗で25兆円規模になり、その市場規模はマルチメディアソフト産業の約250倍、ハリウッド総売り上げの約4倍にもなるそうです。
意外な数字に驚くと同時に、非常に悲しい気持ちにもなりました。。。