お金持ちになるには、成功している偉大な先人に学ぶのが一番の近道です。
現代では世界でもトップクラスの大富豪である、ウォーレン・バフェット氏のアドバイスに従うのが一番だと思っています。
ウォーレン・バフェット氏の言葉で有名なものとして、
価格とは自分が払うもの、価値とは自分が受け取るもの
売る時ではなく、買った瞬間に儲かるものを買う
という言葉があります。
価格とは自分が払うもの、価値とは自分が受け取るもの
富を得る一番シンプルな方法は、支払った価格よりも高い価値のあるモノを購入することです。
バフェット氏も、「靴下でも株でも何であろうと、私は質の高い商品が値下げされた時に買うのが好きだ」と言っています。
ここで重要なポイントは、『質の高い商品』です。
質の悪いものを物を激安価格で買うよりも、質の高い商品を値下げされた時に購入する方が満足度が高いことが多いです。
前者は「安物買いの銭失い」になることが多いですが、後者はバフェット氏の言葉を借りると、
「並の企業を安く買うよりも、優良企業を適正な価格で買う方がはるかに良い」
という事になります。
売る時ではなく、買った瞬間に儲かるものを買う
ユダヤの格言に、
『貧乏人は宝くじを買い、金持ちは株を買う』
という格言があります。
「宝くじは庶民の夢」などと言われていますが、実際の宝くじは買った瞬間に価値が半分以下に減ってしまうのをご存知ですか?
宝くじの還元率(当選金額の合計/購入された宝くじの売上合計)は、法律で「50%を超えてはならない」と定められている為、宝くじの還元率は約47%程しかありません。
つまり、1枚300円の宝くじを100枚買った場合、30,000円を支払いますが、その時点でその宝くじの価値は、14,100円!にまで目減りしています。
これを例えると、1,000円払ってチケットを購入したら、470円分のチケットしか受け取れないようなものです。
この還元率の悪さから、日本の宝くじは、「世界で最も割の悪いギャンブル」と呼ばれ、「愚か者に課せられる税金」とも言われています。
この事実を知っていたら、とてもじゃないですが、買う気にはなりませんよね。
知っていると絶対買わないのに、その事実を知らないばかりに、つい買ってしまう。
知識の重要性を感じさせられる話です。
では、買った時に儲かるものは何か?というと、バフェット氏も言っている通り、
質の高い商品が値下げされた時
です。
例えば、売主がすぐに換金したいなどの理由で売り急いでいて、多少の値引きに応じてくれる場合や、株価が暴落して市場全体がパニックになって、業績が好調にもかかわらず株価が下がっている会社の株式などです。
何かお金を支払う時には、『支払う価格以上に価値があるかどうか?』を考えてから、支払うことが重要ということですね。