普段の仕事や人間関係で積み重なっていくストレス。
そのストレス対策には「STRESS」が最適です。
このSTRESSとは下記の事を指しています。
Sports(スポーツ)
Travel(旅行)
Recreation(娯楽)
Eat(食事)
Sleep(睡眠)
Smile(笑顔)
Sports(スポーツ)
スポーツなどで体を動かすことはストレス発散になります。
またスポーツをする際には、太陽の光を浴びる事でよりストレス発散に繋がる効果があります。
太陽光を浴びると脳内物質である「セロトニン」の合成が盛んになります。
このセロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質で、精神の安定や安心感の向上、平常心の維持に役立ちます。
また、頭の回転を良くして直観力を高める効果もあると言われています。
このセロトニンが体内に増えれば増えるほど不安解消にもつながるので、バスケットボールやバレーボールなどのインドアスポートよりも、野球やゴルフなどのアウトドアスポーツの方がストレス発散には向いていると言われています。
Travel(旅行)
旅行など、普段とは違う場所に行くこともストレス発散には効果的です。
旅行することでストレスの原因となっている事柄や普段の雑務から切り離された「非日常」を体験する事ができ、気分がリフレッシュされます。
ストレスに長期間さらされていると、物事に対する関心や興味が失われる傾向がありますが、これまで行ったことのない場所やしたことのない体験を行うことによって精神的な刺激を受け、物事に対する興味関心が沸いてくる事で精神の安定が図れます。
Recreation(娯楽)
レクリエーション(Recreation)とは、仕事や人間関係などによる肉体的・精神的疲労を回復するために休養をとったり、娯楽を行ったりすることです。
エステやサウナに行くことで肉体的な疲労を回復したり、ジョギングやボーリングなどの適度な運動を伴うスポーツや趣味に集中する事で精神的な疲労を回復する事が出来ます。
単語を分解すれば分かるように、「Recreation(娯楽)」は「Re Creation(再現する)」になります。
娯楽を行うことは、以前と同じ状況や体調などを再現するための行為なのです。
Eat(食事)
食事をすることはストレス発散に繋がります。
ただ誤解して欲しくないのは、ここで言う「食事」とは、ストレスによるヤケ食いなどの大量に食べる事ではなく、栄養の良い食事を適量、毎日決まった時間に取る事です。
特に食べる際に良く噛むことで、脳が刺激されてセロトニン神経が活性化し、血液中のセロトニン濃度が増加するという報告も上がっていますので、食事の内容だけでなく食べ方にも気を配って食べるようにしましょう。
Sleep(睡眠)
睡眠はストレス対策にとって重要な意味があります。
ストレスが溜まってくると寝付きが悪くなったり、夜中に目が覚めたりすることが多くなります。
また、起きた際に質の良い睡眠が取れていないことから疲れが取れず、本来の力を発揮できない事が良くあります。
寝る前にストレッチなどで体を動かしたり、温めたコップ一杯のミルクを飲むことで体をリラックスさせるなどして、寝つきを良くするための工夫をしましょう。
※私はリンゴの皮を紅茶に入れたアップルティーを飲むのが一番リラックスできると感じているので、ストレスのたまった時には飲むようにします。
Smile(笑顔)
「笑顔」はストレス対策だけでなく、QoL(Quality of Life=生活・人生の質)にも重要な要素となっています。
「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなる」という言葉があるように、感情は自分の行為に大きな影響を受けています。
面白い動画やお笑い番組を見て大きな声で笑ってみたり、気の置けない友人と会って話をするなど、笑うことで精神的にもリラックスできます。
いかがでしたでしょうか?
ストレスの多い現代社会に潰されない様に、ストレスは「STRESS」でやっつけましょう!