ティシュのブランドで有名な『クリネックスティシュ』ですが、当初はメイクのふき取り用のティシュッとして発売されたそうです。
発売直後は売り上げが伸び悩み、商品者テストを行った結果、大半の消費者がメイクのふき取りではなく、鼻をかむために使っていたという結果が出たため、広告もメイクふき取り専用から鼻をかむ用途に変更したところ、売り上げが急上昇したとのことです。
また、炭酸飲料の『７UP』は、胃もたれを抑える効果があったことから、当初は2日酔い覚ましのドリンクとして販売されたそうですが、こちらも爽快な炭酸飲料へとアピールポイントを変更した所、大ヒットしたそうです。
私たちの身近にあるインスタントコーヒーも、発売当初は「ずぼらな主婦が買うもの」として、購入が敬遠されていました。
そこで製造メーカーが「コーヒーを作る時間を節約し、余った時間を家族サービスにまわしましょう」と、アピールポイントを変更したとこころ、多くの主婦が購入の押しかけ、今でも大人気の商品となっています。
どんな商品でもそうですが、出してすぐにヒットする商品は少なく、ユーザーの反応などを取り入れて修正していくことで長期間にわたってヒットする商品ができるんでしょうね。
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