ある認知症患者の奥さんが号泣した理由

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数ヶ月前に認知症と診断され、病院に通いながらリハビリをしていた50代の男性がいました。

看護婦が診察のため男性に簡単な質問をしていました。

看護婦:「あなたのお名前は?」

男性 :「名前?私は吉田です。」

看護婦:「下の名前は何ですか?」

男性 :「名前は・・・明美です」

その会話を聞いていた男性の奥さんが、泣き崩れてしまいました。

痴呆症の進行について絶望したと思い看護婦が慰めていると、奥さんが頭を振りながら答えました。

「いいえ、痴呆の進行で悲しんだのではないのです。

自分自身の名前を忘れても、娘の名前をだけは忘れていなかったことに感激してしまって・・・。

「明美」とは嫁に行った娘の名前です。

人は時間が経てば忘れていく生き物ですが、本当に大切なものは絶対に忘れないといいます。

この話で親の子供に対する愛情を感じると共に、それほど大切なものを人生で得ることができたことに対して、この男性は非常に幸せだなと感じました。

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