ゲシュタルトの祈り
私は私のために生きる。
あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
私は私。
あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。
フレデリック・S・パールズ(ドイツの心理学者 ゲシュタルト療法の創設者)
※ゲシュタルト療法
過去や将来にとらわれず「今ここ」での「気づき」を得ることで、人格の回復や自己成長を促すために行われる療法。
この詩は、ゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩になっています。
言葉の半分は・・・
言葉は、半分は語り手、半分は聞き手でできている。
ミシェル・ド・モンテーニュ(フランスの哲学者)
話し手が誠実で、聞き手が耳を傾け、そこに理解しようという意思がある限り、言葉は対話する両者のものということですね。
世界を変えるために・・・
世界を変えるために、まず自分を変える。
ウェストミンスター寺院(ロンドン)の墓碑銘
書かれたのは1,100年頃とのことですから、日本では平安時代の後半ごろですね。
今も昔も同じことが言われています。これが「黄金律」というんでしょう。
余談ですが、古代ギリシャの壁画に残されていた文字から、元老院(日本の国会のようなもの)の言葉を解読したところ、「最近の若い者は・・・」という記述が見つかったそうです。
これも黄金律・・・?