お金に関する名言10選
1)ゲーテ(作家)
財布が軽い分、心は重くなる
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
※ドイツを代表する文豪で、『若きウェルテルの悩み』『ファウスト』などの作品を残した作家。
たしかに財布の重さとと心の重さは反比例しますね。
「財布が貧しいと、心も貧しくなる」という表現なら正比例していますが。
2)小林一三(実業家)
金がないから何もできないという人間は、
金があってもなにも出来ない人間である。
小林一三
※阪急東宝グループの創業者。
俳人の「小林一茶(こばやし いっさ)」と間違えやすく、私も学生時代に答えを書き間違えてバツをもらいました。。。
関西では有名な名前なので、、、
この言葉は、「金」を「時間」に置き換えても通じる深い言葉だと思います。
3)サミュエル・スマイルズ(作家)
諸悪の根源は『お金』そのものではなく
お金に対する『愛』である。
サミュエル・スマイルズ
※『西国立志編』や『自助論』などの作品を残した作家。
お金を「手段」として使えば有効に活用出来るものの、お金自体に「愛情」を持ってしまうから多くの問題を引き起こすきっかけになってしまいます。
4)大カトー(政治家)
あなたが「欲しい」と思うものを買ってはいけない。
あなたが「必要」とする物だけを、買うようにしなさい。
マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス(大カトー)
※古代ローマ時代の政治家。
これに似た名言として、アメリカ建国の父ベンジャミンフランクリンの言葉で、「不要なものを購入すれば、必要なものを売る羽目になる」というものもあります。
5)長瀬川如是閑(ジャーナリスト)
女子は月経に支配され、男子は月給に支配される
長瀬川如是閑(はせがわ にょぜかん)
※明治~昭和時代のジャーナリスト。
女性は生理の影響で行動に変化があり、男性は給料の影響で行動に変化が出てくるという意味ですが、今も100年前も状況は変わらないなと感じさせられます。
6)武者小路 実篤(作家)
金のある者は、金があるために不正をし、
金のない者は、金がないために不正を行う
武者小路 実篤(むしゃのこうじ さねあつ)
※明治~昭和時代の小説家。
「お金を持つ者は、それを失わないために悪い事を行い、持たない者は持つために悪い事をする」ということは、結局の所どちらでもお金はトラブルの元になるという事ですね。
ただ、火事や殺人における「火」と「ナイフ」などと同じで、紐ナイフも正しく使えば効率的なツールなので、要は使い手と使い方の問題だと思います。
7)バーナード・ショー(作家)
『20代に比べて10倍金持ちになった』という60代の人間を見つけることは簡単だが、『10倍幸せになった』と言う人間を見つけるのは難しい。
ジョージ・バーナード・ショー
※1800年代半ばのアイルランドの劇作家で、1925年にノーベル文学賞を受賞。
収入と幸せは、一定のライン(たしか900万円ほど)を超えると相関性が低くなるそうです。
つまり年収が900万円までは収入が増えることで幸福感も増えますが、900万円からは収入の増加に対して幸せを感じる割合が減ってくるそうです。
そのため、それまでと同じ幸福感を得ようとして収入の増加に走ることにより、他の大切なものを失うという悲劇の結果になる事が多々あります。
8)アーネスト・ハスキンズ(作家)
毎月少しずつお金を貯めていきなさい。
そうすれば年末にはびっくりすることでしょう。
あまりの少なさに。
アーネスト・ハスキンズ
ちなみに、俳優の哀川翔さんは「若いうちはお金を貯めることよりも、お金を使って色々経験を積んだ方がいい。その方が大金を手に入れた時におかしくならなくて済む」と言っています。
9)アンドリュー・カーネギー(実業家)
金が貴いのは、それを正しく得ることが難しいからである
さらに正しく得たものを正しく使うことは、さらに難しいからである
アンドリュー・カーネギー
※1800年代後半のアメリカの実業家で、アメリカ合衆国最大の製鉄会社であるUSスチールの基礎を作り「鉄鋼王」と呼ばれる。
カーネギーは、ビジネスで稼いだ金額の大半で図書館などの公共施設などを数多く設立し、「お人よしアンディ」とも呼ばれています。
クラッシックコンサートで有名な「カーネギーホール」や「カーネギーメロン大学」は、アンドリュー・カーネギーの寄付を元に設立され、現在でもその名を冠しています。
10)ウィリアム・シェイクスピア(作家)
お金は貸しても借りてもならない。
貸せば、お金だけでなく友も失うし、
借りれば節約するのが馬鹿らしくなる。
ウィリアム・シェイクスピア
※イギリスの劇作家
お金の貸し借りは、お金だけでなく友人を失う事は良く言われていますが、お金も簡単に借りられると、確かに節約するのがばかばかしくなりますね。
次点)ドン・ヘロルド(作家)
貧乏には、楽しいことが沢山あるに違いない。
そうでなければ、こんなに沢山の人が貧乏である訳がないから
ドン・ヘロルド
※1900年代前半に活躍したアメリカのユーモア作家
たしかに!