いろいろな雑誌や書籍で、お金持ちになる方法などの特集が組まれていますが、そもそも、お金持ちとは、それくらいのお金を持てばお金持ちといっていいのでしょうか？
お金持ちの定義
色々と基準はあると思いますが、多くの雑誌や書籍では、金融資産1億円以上と定義されていることが多いようです。
この金融資産には「不動産は含まれない」というところがポイントです。
理由は下記になります。
・借金によるレバレッジで大きくすることが出来る（頭金100万円で1億円の不動産を購入するケースなど）
・相対取引のため、売りたい時にすぐ売れない（不動産を購入したい人がいないと現金化できない）
この他にも、「年収2,000万円以上」という定義をしている雑誌や書籍などもありますが、「収入が多いこと」と「資産が多いこと」はイコールではないため、ここでは対象とはしません。
※「お金持ち」という漢字が表す通り、「お金を持っている人」「お金を持ち続けられる人」を指しているので、「収入が多い人」を指している訳ではありませんので。
また、お金持ちのことを「高収入家」ではなく「資産家」と言うように、「収入が多いこと」よりも「資産が多いこと」がお金持ちの定義にはふさわしいと考えています。
お金持ちになりたい理由
人々がお金持ちに憧れる理由は色々ありますが、主に下記の3点になると思います。
１）贅沢な暮らしが出来る（豪華な食事や好きなものを好きなだけ買える）
２）働かなくてもよい（会社に行かなくてもよく、やりたいことが自由に出来る）
３）大切な人を守ることが出来る（困っている家族や友人を助けることが出来る）
これを言い換ええると、１）が「経済的自由」で、２）が「時間的自由」、３）が「精神的自由」と言えるかもしれません。
（「精神的自由」は、どちらかと言うと３よりも２に近いかもしれませんが）
お金持ちになりたい理由は、２→１→３の順で多いのではないかと思います。
多くの人がお金持ちになりたいのは、「今の会社を辞めたい」「働かずに生活したい」という理由が圧倒的に多いと思います。（私もそうです^^）
そしてその次に、「贅沢な暮らしがしたい」という欲求で、最後に「困っている人を助けたい」です。
（実際に知り合いがお金の事で困っている時は「３」が一番最優先事項になりますが、平常時では一番最後の欲求になると思います）
一夜でお金持ちになるには、「宝くじに当たる」か「遺産を相続する」、「会社や資産を上場・売却する」しかありません。
通常の手段でお金持ちになるには、貯蓄を増やして運用するという、遠く長い道をコツコツ行くしかありませんので、日々努力していきましょう。
