先日ネットサーフィンしていたら、「ジュガール」という言葉に出会いました。
ジュガールとは?
中国以外に住んでいる中国人のことを「華僑」というように、インド以外に住んでいるインド人のことを「印僑」と呼ぶそうです。
この「印僑」は全世界に2,500万人いて、特に250万人が住むアメリカでは、人口の0.5%という少数民族なのに、印僑の「9人に1人」が年収1億円以上との事です。
さらにアメリカの億万長者の10%を印僑が占めているというデータもあるそうです。
そしてこの成功している印僑達が、常に行動基準としているのが「ジュガール」と呼ばれる教えだそうです。
成功するための3つのポイント
印僑が成功するために守っているポイントが、下記3つのポイントになります。
1)自分にあったビジネスをする
まず一番大事な前提として、自分にあったビジネスをする必要があります。
毎年世界の大富豪ランキングに名を連ねるビル・ゲイツ氏も、もし住宅業を営んでいたら現在のような成功は収めていないように、自分の性格・資質にあったビジネスを選ぶ必要があります。
「自分に合っている」というのは、成功するのに非常に大きな要素です。
2)自分の中の神様を起こす
型通りのビジネスをするのではなく「自分の中の神様を起こし」「自分に合う」ビジネスをすることで「失敗する」という選択肢を無くすことができます。
「自分の中の神様」は一般的な言葉で言い換えると、「潜在意識」のことだそうです。
3)ジュガールを常に意識して行動をする
成功するインド人が知っている重要な教えだそうで、色々と調べてみたのですが、詳細はよく分かりませんでした。
秘伝だから出ていない?
ユダヤ教の経典「タルムード」のようなものでしょうか?
日本人が成功しない理由
日本人は世界的に見てとても優秀な人が多いですが、成功していない人の方が多いです。
その理由は下記の3点です。
1.自分に合わないことを強制する(真面目な性格ゆえ)
2.自分の中の神様を起こしていない(潜在能力)
3.『ジュガール』を知らない
上記の成功している印僑の正反対ですね。
ジュガールのすごさ
ジュガールのすごさをまとめると、下記のようになりました。
・世界各地で大成功を収めている印僑大富豪および印僑ビジネスマンの83%が、成功したのは「ジュガール」のお陰 だと述べている。
・世界中の一流ビジネスマンに愛読されている「ハーバードビジネスレビュー」でもインドが世界に起こしたイノベーションつまり革命はジュガールマインドと言っている。
・アメリカの科学者の12%、医師の38%、NASAの36%がインド人
・マイクロソフトの従業員の34%、IBMの28%、インテルの17%がインド人
・サン・マイクロシステムズやマッキンゼー、マスターカード、ペプシ、モトローラ、アドビシステムズ、シティグループ、などの世界的な有名企業のトップがインド人
・世界最高のビジネススクールである、ハーバードビジネススクールの学長もインド人
しかし、一番重要な「ジュガール」とは何なのか?どんな教えなのか?は分かりませんでした。
ただ確かなことは、印僑は「学ぶこと」を非常に重視している、という事でした。
学ばないと生き残れない
インド人にはIT系など優秀な人が多いですが、それは「新しいことを学ばないと生き残れないから」という意識が常にあるからだそうです。
インドは世界第二位、そして日本の約10倍の12億人の人口を抱えている国になるので、当然のことながら競争がとても激しく、何かを学ぶときには必死で学び続けないと、すぐにその競争から脱落してしまうためです。
戦後の日本も同じく、生き抜くために必死に働いて現在の豊かさを築きました。
以前のような生き残るために働くことは少なくなり、それは豊かさの証でもあるのですが、成長するための努力は欠かさないようにしたいものです。