執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣~その1~

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新井直之さんの著作『執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣』を読み、非常に参考になる点が多かったので紹介します。

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著者の新井直之さんについて

著者の新井直之さんは、日本バトラー&コンシェルジュ株式会社という会社の代表取締役でありながら、自ら執事として大富豪のお客様を担当している現役の執事の方です。

また、企業向けに富裕層ビジネス、顧客満足度向上に関するコンサルティング、アドバイザリー業務、講演、研修を行なったり、嵐の桜井翔さんと女優の北川景子さんが主演したTVドラマ『謎解きはディナーの後で』や、水嶋ヒロさんと剛力彩芽さんが主演したTVドラマ『黒執事』の執事としての所作監修をした実績のある方でもあります。

自ら現役の執事として大富豪に使えるうちに、大富豪の共通点に気づかれたそうで、この本では、その共通点について紹介してくれています。

ちなみに、この新井さんの定義する大富豪とは、保有資産50億円以上、年収では5億円以上とのこと。

すごい・・・・

ポイント

この本の最初にも書かれていて、最初にこのテーマを見て、興味をもったので購入しまたのですが、

お金のために働く自分を捨てよう

というテーマがこの本にはあります。

人によって態度を変えない

しょっぱなから意外な感じがしますが、大富豪は誰にでも同じ態度で接するという共通点があるそうです。

イメージ的には人を見下しているイメージがありますが、そうではないんですね。

逆に偉い人には無関心らしく、まだ成功していない人を大切にする傾向があるそうです。

カーネギーホールを寄付したことでも有名なアメリカの鉄鋼王アンドリュー・カーネギー氏もそうですが、成功者はまだ成功していない人を応援する気持ちが強いようですね。

これは、ただ若者を応援したい、という気持ちだけでなく、将来的な利益も含め、先行投資を意識しているためだそうです。
「インべスターZ」でも書かれていましたが、大企業はすでに成長期が終わって安定していて、大きな利益が望めない傾向があり、投資するのであれば、将来のGoogleやFacebookが当然良いのは自明の理だと思います。

その意味でも、相手によって態度を変えず、まだ成功していない人を大切にする傾向があるとの事です。

常にスケジュール帳は真っ白

大富豪のスケジュールは、基本的に過密な予定を入れておらず、定例会議が週に3~4回入っているだけだそうです。

これは、仕事に追われるのではなく、仕事を追いかけている証拠でもあります。
大富豪は、新しいビジネスアイデアを思いつくと、まず仕組みを作って人を雇い、事業をスタートさせます。

この事業をスタートさせるまでが大富豪の仕事で、後は雇用した社員に任せて、自分自身は次のビジネスを探すそうです。

著者の新井さん曰く、オーナーが暇そうな会社こそ儲かっている傾向があり、オーナーが暇=しっかりとしたビジネスプランが作られている証拠でもあるとのことです。
たしかに、社長がバタバタしている会社は、あまり儲かっているイメージはありませんね。

派手な装いはしない

大富豪の考え方の特徴として、

目立ちたくない

というのがあります。
目立つことは大富豪にとって「リスク」であり、極力避ける傾向があります。

例えば、スーツは紺かグレーのシンプルなもので、シャツは白が基本です。

これは、目立たないため、という目的もありますが、取引先などとの付き合いの中で、冠婚葬祭で呼ばれることが多く、祝い事は事前にわかっているから良いのですが、葬式などは基本的に急に発生するため、遠方から急遽駆けつける必要があります。

そんな時でもグレーや紺のスーツに白シャツであれば、黒のネクタイを入手するだけで、葬式用のスーツを取りに行く手間が省けます。
『となりの億万長者』にも似たようなことが書かれていて、大富豪は目立つことに何のメリットも感じておらず、例えばTVの取材などの目立つ行為や高級車での移動などは謹んでいるとのことです。

TVに出ているようなお金持ちは、会社の広告塔として出演しているだけで、本当のお金持ちは平凡な日本車などに乗っています。

また、目立つ行為を避ける金銭的な理由としては、世間体を気にしだすと、見栄を張って余計なお金がかかるのも理由の一つだと思います。

ネオヒルズ族として有名だった与沢翼さんなどは、この見栄のための出費で倒産まで行きましたしね・・・

今日は長くなってしましましたので、明日に続きます。

あ~、本当に知らない世界が見えて、面白い本でした。

執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣~その2~

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